広(ひろ)く本願力(ほんがんりき)の回向(えこう)
に由(よ)りて、群生(ぐんじょう)を度(ど)せんが
為(ため)に、一心(いっしん)を彰(あらわ)す。

ここからは、前回の内容をさらに具体的に述べられています。

阿弥陀如来のく深い願い(本願力)は、私が願う前に如来の方
から私へ届いてくださり(回向)、群生(すべてのもの)をす(救う)ため、
南無阿弥陀仏の信心ひとつ(一心)となってはたらいてくださるのです。

本来、仏説無量寿経に説かれる阿弥陀如来の願い(第十八願)は、
至心・信楽・欲生の三心なのですが、その3つが別々にあるのでは
なく信楽すなわち、阿弥陀如来からいただいた信心ひとつ(一心)に
おさまるということです。

さらにその信心は、私一人のために届けられた信心であったと
聞かせていただくところに一心の深さを味わいたいものです。

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